親は毒だが役に立つ

毒親育ちでも幸せに暮らしていくお手伝いが出来たら…

コロナ渦で助かっていたこと

もうすぐコロナも5類に引き下げられますね。

マスクとかは個人の判断に委ねられるみたいですが、難しいところですね。

私は職場は準医療系なのでしておきたいけど、実際問題来院時の検温はいらないんじゃないかと思っています。

機械で検温各自来院時にしてくれるのならいいけど、検温のために手を止めて、

患者さん来院のたびに飛んでいくのは大変すぎる。

そもそも職場は具合が悪い人が来る院ではないので、具合が悪い方は先に電話で予約のキャンセルを入れてくれます。

せめて検温できる機械をいれてくれたらいいけど、無理だろな。

でも、ゴッホゴホ咳しながらやってくる患者さんもいらっしゃるのでなるべく来院時にマスクはしてほしいなと思います。

 

5類に引き下げられたら、海外旅行に行きやすくなりそうなのでそれは楽しみだけどひとつ残念なことがあります。

ここ数年、コロナ渦で世間的にも帰省しなくていいような雰囲気だったので、とても気持ちが楽でした。

とは言っても親のほうも来てほしくもなさそうだったし別にこちらも行きたくもないのですが、なんだろう…

子どもたちが行きたがってたのもあるのでなんだかんだ年一回は行ったり、あちらが来たりみたいな感じになっていました。

あまり行き来なくても子供にも「コロナ流行ってるしね」みたいな感じでのらりくらりとかわせていたのだけど。

暗黙ですが、お互いが楽な気で丁度良かったのですが、5類に引き下げられるとなんだかね。

 

ですが、子供たちもあまり行きたいと最近言わなくなってきて。

言っても無駄だと思ってきたのか、成長して別に祖父母に会わなくてもよくなったのか、はたまた自分たちが特に愛されていないことに気付いたのかはわかりませんが。

 

中学生の上の子は、自分の誕生日やクリスマスも何もないし、お正月に行かなかったら(あちらが来てほしくないからこっちは控えてるだけでも)お年玉も送ってくれるとかないし、なんだか薄々おかしいぞって勘づいているんじゃないかな、と思っています。

私が家からの誕生日プレゼントと別になにかあげるよーって去年言ったときは

 

「お友達はおじいちゃんおばあちゃんからも何かもらっていいなぁと思ってたから嬉しい!」

 

と言っていてそんな思いを長年させてたのかと思うと泣けてきました。

 

夫の両親も一回も誕生日プレゼントやクリスマスになにかくれたこともなく、

お祝いの電話をくれたこともなく、お年玉も一回もなく。

義妹の子たちには何にもない日にでもホールケーキ買ってたり、

クリスマスとかなんかあげてたの知ってるけど(姪っ子がしゃべるから)うちの子にはなんもなし。

「お金ない」が口癖でした。

それなのに、生前の義母は髪の毛を黒くしろって言われたからという理由でパート即日やめたりとか、まぁなかなかでした。

遊びに行ってもうちの子には話しかけることもなかったし。

とにかく夫(義母にとって息子)さえ来てくれればべつに、っていう感じでした。

 

なので本当に親ガチャというものがあったとしたら我が家は両家で大外れだな、と思います。

あ、いや、夫はそう思ってるかは知らないので、祖父母ガチャはうちの子にとっては残念ながら大外れですね。

 

結構周りにも毒親持ちっぽいかたもいるけど、我が家のように両家ともに、っていうのはまだ聞いたことがない。

それとか毒親だけれど、孫にはお金だしてくれる、とかかわいがってくれる、とか。

 

それをうらやましいと感じたことはないけど、子供達には申し訳なさを感じてしまいます。

まだ子供たちには毒母の細かい話は全然せずにかわせてきてるけど、

そのうち話さなければならない時が絶対にやってくるのだろうなと思います。

きっとそのうち勘づくだろうし。

その時に、そんな風な親に育てられたママと感じさせないように、

愛情をもって子供たちに接していかなければいけないと気を引き締めながら、

とりあえず今日のピアノ練習を怒鳴ら終えられるよう努めます。